第一章がとても面白くテレビ版と劇場版の違いも良かったので第二章も観てきました。
以下ネタバレを含む感想になります。
薄桜鬼は新撰組を割りと忠実に再現している作品なだけに今回の第二章はハッピーエンドはないだろうなと思っていましたが、土方と千鶴の結末としては2人にとっては幸せだったのではないのでしょうか。
土方はずっと難しい顔をしていなければならなかった今回のお話ですから、最後は千鶴と一緒というのは幸せだったんじゃないかなと。
個人的には斎藤一が一番好きなのですが、今回の平助が洋装にバッサリと切った髪がとても似合っており、「魁先生」と自嘲しながらも決意を語るシーンはカッコいいなあと思い平助が好きになりました。
この映画で千鶴は自ら決意して土方の元へ向かうことを決意するのですが、その決意するシーンで龍之介が出てくるのがファンサービスに溢れいて良かったなあと感じました。
千鶴に手紙を渡すシーンにも出てきてそこだけなのかなと思っていたらあのシーンに続くわけですからね。
ファンとしては嬉しい演出です。
風間はツンケンしながらも千鶴に終始優しく、千鶴の身を案じ優しく諭すのですが、やはり土方が好きだと千鶴に振られる風間。
なんて不憫な人なんでしょう…。
千鶴はテレビ版以上に土方一筋で、魔性の女感が逆にアップしたように見えました。
この映画の唯一の不満は斎藤が変若水を飲んだという点ですね。
沖田との再会そして別れという展開は良かったのですが、なんでわざわざあそこで変若水を飲むという展開にしてしまったのでしょうか。
変若水を飲まないで自らの力でどうにかしていく斎藤が好きだったのですが、あの展開には首を傾げずにはいられません。
最後にあの世の人みたいな感じで近藤らと一緒に斎藤まで出てきて、えっ死んでんの!?と混乱してばかりですよ。
今回は新撰組の旗色が悪く苦境に強いられる展開ばかりです。
よって様々な犠牲が出るわけですが、そういう展開だとわかっていても悲しいですよねえ。
劇場版だからこその背景の綺麗さと音楽の良さがあって引き込まれるので、やはり劇場で観て良かったと第一章同様感じました。
テレビ版が千鶴とそれぞれの隊士の話とその点では少し散漫してる印象がありましたが、劇場版は千鶴と鬼の話という一本の主軸があるので見やすくなってるのも良いですね。
入場者特典でボイスダウンロードカードが貰えるのですが、これは週ごとにキャラクターが変わるようですね。
薄桜鬼のアニメが好きな人なら是非観ておくべき映画だと思いました。
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