『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!』
マクロス7とマクロスFのコラボ作品とされるマクロスFB7観てきました。
以下感想につきネタバレを含みます。
まず最初に言っておくと、この作品はマクロス7特にプロトデビルンとの戦いを中心にまとめた総集編です。
マクロス7のお話をマクロスFの面々が映像で振り返るという内容になっています。
予算がなかったのか、マクロス7側の新規映像や音声の再録はありません。
なんとなくそれで上映劇場が少ない理由がわかりました。
内容はというと、マクロス7はとにかく歌う、歌う、歌う!
ファイヤーボンバーが、熱気バサラが、とにかく歌いまくります。
ファイヤーボンバーの歌は気分が高揚するので、それだけでもテンションが上がりまくりです。
VHSという形でマクロスFの面々がマクロス7のことについて触れていくのですが、これは今のハッキリした配色になってしまうCG技術の映像とマクロス7の映像との違いを納得させる面白い要因になっていたと思います。
オズマの「新曲も無しで~」の発言は皮肉かよとちょっとクスリとしましたが、エンディング曲が1曲ファイヤーボンバーの新曲だったのも良かったです。
マクロスF側について言及すると、戦いもない平穏な日常が今回は描かれているので、ライブシーン含めただ楽しい気持ちで見られるのは良かったです。
マクロス7は約1年に渡って放送されていたもので、それを約90分にまとめるというのは正直無理があります。
それを逆手に取って、わけわからない部分も多々残しつつ再編集し、本編を見たくさせるという作戦は非常にうまくいっていると思います。
今とてもマクロス7の本編が見たくなっています。
ただそれがマクロスFしか知らない人にとっては残念な部分になったのかなぁと思います。
新規映像や音声の再録も無いので、そういう部分もあわせて不満の声もあるのかなという感じですね。
マクロス7をちょっとでも知ってれば楽しめるし、詳しければより楽しめるという内容なのが好評不評がハッキリわかれる原因でしょうか。
自分はマクロス7は少し見ていた記憶があるのですが、いかんせんもうほとんど覚えておらず、今回この映画を見て懐かしいというよりはこんなお話だったんだと思いました。
個人的には総集編でガッカリした気持ちもありましたが、ファイヤーボンバーが熱く、上映後帰る頃には突撃ラブハートを口ずさむくらいテンションが上ったので満足しています。
マクロス7はいいなぁと再確認させられる作品でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿