天乃忍先生の花とゆめCOMICS『ラストゲーム』1巻を読んだ。
表紙を見てキャラクターの可愛らしさが気に入ったのと、購入すると付いてくるペーパーを見て雰囲気がとても良いなと思ったのが購入の動機です。
あらすじを説明すると、勉強もできてスポーツもできてイケメンでお金持ち、そんな負けを知らない柳の前に転校生の少女九条が現れる。
九条は柳以上に勉強もスポーツも優秀だった。
初めて敗北を知った柳は九条に対して勝負を挑むようになり、やがてある勝負を思いつくことになるのだが・・・。
負けを知った柳のギャーギャー五月蝿い所や、九条に同情してしまう優しい所や、九条に対しては常に空回り気味な所とか柳というキャラクターがとても魅力的です。
それに対する九条も鉄の女という二つ名よろしく見た目もクールで、でも母親想いの優しい子で、自分にも他人にも感情に対して不器用というのが大変可愛らしいキャラクターです。
そんな二人が小→中→高→大学、と時間経過を経て変わらないようで変わっていくお話は、構成も上手くとても面白く読めました。
3話構成で、2話は空回りしつつ柳が九条と触れ合っていく様子を描き、最後の3話目で九条視点にしてそれまでの2話を振り返りつつ、柳と九条の関係を発展させるという構成は巧みでとてもまとまりが良いです。
単行本に収録されているこの3話の人気如何によってはLaLaでの連載が決まるということだったようで、人気を博したようでめでたく本誌連載が決まったようです。
そりゃこんな面白い漫画なら人気も出ますよ!
自分自身も単行本を読んですっかりハマってしまい、LaLaを買ってきてこの単行本の続きを読みました。
大学生としてこの単行本3話からの続きが描かれていくようです。
続きもとても楽しみにしています。
構成の巧みさ、キャラクターの魅力等、とても面白いオススメの漫画です!
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