映画『ROBO-G(ロボジー)』観てきました。
以下ネタバレ感想になります。
予告で観た時からおじいちゃんがロボットになるという素っ頓狂な内容からとても気になっていて、面白そうだと思っていました。
これが想像以上に面白い内容で、笑える部分が多く、ストーリー展開が巧みでとても惹きつけられ、伏線回収や完結のさせ方がとても上手いと思いました。
すごくよくまとまった作品で、キャラクターそれぞれの魅力がとても溢れているのも良かったです。
主役の五十嵐信次郎さんってミッキー・カーチスさんなんですよね。
髪を切っているので最初全く気づきませんでした。
鈴木重光というおじいちゃん然とした役柄にとてもハマっていてすごいと思いました。
研究員三人組とおじいちゃん鈴木重光の絡みもすごい面白いんでよね。
一緒にやっていくうちにお互いに親しみやらが湧いてきているのに、それを口には出さない所が個人的には好きですね。
それが最後の方に演出として効いてきているのがいいです。
研究員三人組は見た目からもう面白いですよね。
チビとデブとノッポという、もう見た目からわかりやすい。
しかもそれぞれなんかダメだけど憎めなくて微笑ましくて良かったです。
吉高由里子さん演じる佐々木葉子は極度のロボットオタクで、そのひたむきさが常軌を逸していてすさまじいんだけど可愛いという絶妙なバランスが素晴らしかったです。
後半ではまた違う意味で壊れたキャラになるんですけど、それもすごいインパクトがあって惹きこまれました。
鈴木重光の娘役の和久井映見さんとその夫役の田辺誠一さんも良い雰囲気出していました。
和久井さんのあのお母さんというリアルな感じと、田辺さんの何とも言えないあの笑顔がとても魅力的です。
正直笑いだけの映画だと思っていたので、ここまでしっかりとまとまっていてかつ笑いのレベルも想像以上に高いという良作でした。
とてもオススメの映画です。
映画『ロボジー』公式サイト
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