松本ひで吉先生の『さばげぶっ!』が気になったので買ってきた。
気になったのは、少女漫画にこれまで縁がなかったであろう松本ひで吉先生がなかよしで連載している作品であるという点だ。
読んでみるとこれが面白い!
ギャグセンスが良く、キャラクターが魅力的である。
ブラックさとシュールさも併せ持つギャグがとても面白い。
作者が作中のコメントで言っているとおり、瞳を大きくしてキラキラさせているのが少女漫画らしさの試行錯誤しているのを伺える。
同じく作者のコメントを読むと、霊媒先生がムチムチなのは作者の趣味というか癖なのね。
あのムチムチさいいよね~。
この作品は世にあふれる4文字作品と同じで、タイトルのサバゲーはあまりしない。
わざとこのタイトルを付けたことに4文字作品へのアンチテーゼを感じる。
・・・と読む前は思ってたけど、そんなことは特に無かった。
少女漫画でサバゲーを扱ってこのギャグのノリってのがすごいな~。
1話で主人公であるモモカが「めんどくさっ!」って性格の悪さをいきなり顕にしたのはビックリした。
そして春日野うららである。
某プリキュアと全く同じ名前であの性格。
この漫画のキャラクターは個性が強い。
モモカのママも面白い性格というか、見透かしたようなこと言う上での肯定意見が実に笑える。
2巻が12月発売ということで今から楽しみだ。
作者の少女漫画への挑戦と併せて期待していきたい作品だ。
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