2017年7月16日日曜日

キミに決めた!

劇場版 ポケットモンスター キミに決めた!

今年のポケモン映画を観てきました。
以下ネタバレ感想なので注意。




サトシの旅立ちとピカチュウとの出会いそして冒険を描く、ある意味これまでのサトシのifストーリー的な今回の映画、やはりこれまでのアニメポケモンに触れてきた人にはより楽しめるようになっています。
そうは言っても今回の映画だけの仲間とライバルですので、これまでのアニメを見てないから楽しめないというわけでもありません。
サトシの旅を誰でも楽しめる映画になっています。
そんな今回の映画の仲間であるソウジがニコニコで活動している幕末志士の坂本さんっぽいなと思ったら、そうとしか見えなくなってしまった。
サトシとマコトが水着になっているのにソウジだけ普通の服のままだったりするところとか、黒歴史回の坂本を彷彿とさせます。
インテリぶった物腰とかちょっと大人ぶってるような所とかも黒歴史回の坂本っぽい。
ライバルであるクロスは問題のある性格と名前同様前髪がクロスしてるギャグで、出てくるたびに笑いを堪えるのに必死だった。なんだあのネタキャラ。
ヒトカゲがリザードに進化した時、ヒトカゲは真ん中の進化が一番アレみたいなことを某アナムネシスのラジオで思い出した。しかしリザードの見た目は割りとカッコよかった。
キャタピーをこれ見よがしにゲットした時、おいおいバイバイする気満々かよとも思ってしまった。
そして本当にバイバイしてしまった。
バイバイバタフリーはいい話だが、こんなこれみよがしにバイバイする流れを作られるとモヤモヤする部分もある。
そんなどうでもいいことをたくさん思いながら観ていたが、全体的には面白かった。
サトシの情緒不安定さとピカチュウの台詞はとても残念だったが。
サトシの情緒不安定さはマーシャドーの導きにより暗黒面に落ちかけたと説明できる部分もあるからまだ納得はできる。
マーシャドーは導き見守る者のように言われていながら、ゴーストタイプゆえか羽に選ばれた者を暗黒面に落とそうとしている節がある。
あれは試されているだけなのだろうか。
ピカチュウが喋ったのは本当にクソオブクソだった。
あそこで喋らせたのは感動が台無しになった。
エンディングテーマがサトシやピカチュウの想いを代弁していてそれは素晴らしいのに、なんで安直にピカチュウを喋らせてしまったのだろうか。
マーシャドーの見せた幻だとしてもあそこは本当にガッカリしてしまった。
マーシャドーが出現したことによりもうホウオウが出てこないという展開になって、ここまできてホウオウの出番ないのかよやっぱりホウオウはそういうポジションなのか…と思ったら、出番はあった。
正直思ってた以下の出番だった。爆誕したりフーパの映画でのルギアの活躍とカッコよさに比べるとなんなんだろうなあ。
まぁやっと今回出られただけで良かったとしよう。
サトシって誰かのために自分の身体を躊躇いなくはれるたくましい少年なんだけど、母親のことをママって呼ぶの最高だよなあと改めて思った。
そしてママはママでやっぱりかわいい。
サトシのパパの話が一瞬出てきたけど、帰ってくる予定全く無いんだなあ。
あとやっぱりバリヤードはサトシの家族の一員で、いないと不思議な感じだった。
マーシャドーの悪夢で現実世界の学校に通う幻覚を見たのはちょっと安直でポケモンの世界にそぐわないと感じた。
エンディングでアニメでのサトシの仲間たちがそれぞれ出てくるのは集大成感あってすごく良かった。
とりとめもなく書き綴ったけど、20年というポケモンの歴史を感じられる作品だったしポケモン好きなら色々な角度から楽しめるよねという作品だった。
ウルトラサン・ウルトラムーンも買う予定です。

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