公開当時はAKBやDAIGO、東国原英夫といったキャスティングが嫌で見れなかったウルトラマンサーガ。
今なら向き合えるのではと観てみた。
これがすごい面白かった。一つの物語としてしっかりできており、登場人物が全て魅力的。
タイガは才能があって勇敢だけど内に弱さを持っていて、それと向き合えなくてダイナに憎しみに似た感情を抱いていたけど、自分の弱さを認めてゼロと共に戦いに挑むこの物語が最高。
タイガはチャラチャラしてるけど誰かを守るために立ち上がれるし弱さにも向き合えたし特に大好きなキャラクター。
ムサシのことを「ムサシくぅ~ん」と馴れ馴れしく呼ぶ所も好き。
それに対して良いとも悪いとも言わず微笑みをたたえているムサシなもんだから、この2人がコンビとしても好き。
フューチャーアースに初めて現れたウルトラマンとしてのアスカとチームUや子供たちとの触れ合いはもっと見たかったな。
ハイパーゼットンがこの映画が初出だということをこれを見て初めて知った。
ハイパーゼットンってこんな驚異的なまでに強かったんだなぁと。
チームUは本当は地球防衛隊じゃないけど、子供たちを守るために嘘をついていたっていう設定も好き。
その嘘をタイガに打ち明けた時に、タイガはそれでも彼女たちは自分より強いって言うんだけど、もうその流れがすごく良い。
アンナのみんなを引っ張っていく立場でそれでも怖くて隠してしまったことがあって、それを打ち明けて立ち向かっていく展開もいい。
みんな弱さがあってそれを認めて向き合うことが強さになるんだなあと。
タイガとムサシ、アスカが合流して勝利したように思ったものの絶望的な状況がまだ続いていて「本当の戦いはここからだぜ!」と3人で叫んで前向きなのが熱い!
ゼロとコスモスとダイナでウルトラマンサーガになるのも熱いね。
物語がしっかりしていてキャラクターたちも魅力的で、とても良い作品だった。
自分と同じで当時は向き合えなかった人、まだ見てない人にはとてもおすすめしたい作品だ。
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