2014年5月20日火曜日

鉄楽レトラ 5巻

鉄楽レトラ』5巻が発売しました。
単行本派なので毎回単行本が発売されるのが楽しみな漫画の一つです。
5巻は森野先生が表紙であり、森野先生の人生のお話でした。
森野先生が尊敬している河内先生の登場。
その河内先生の舞台で頑張るあまりに膝を痛めていることを知りながら舞台を続けた。
それが膝を壊した経緯、そして河内先生に叱咤される鉄宇。
逃げ出す鉄宇、それでも友人と立ち向かう鉄宇。
人生を失敗したかもしれないと惑っていた森野先生は鉄宇たちの頑張りで失敗など無かったと知る。
「僕らは凄くついてる」って言葉にはグッときたなあ。
すぐ逃げちゃう鉄宇が今回は立ち向かったのも凄く良かった。
友人がいて周りが賑やかだから逃げてる暇がないってのは鉄宇にとっては良い環境になったんだなあ。
後半は富永さんと鉄宇のおじいちゃんの話。
決心をつけた富永さんが良い方向に進んでいくといいなあ。
おじいちゃんの話もなんだか切ない。
そんな虚飾に頼ってそして今はボケちゃって…、でも今はこれはこれで幸せなのかなあ。
鉄宇や銘椀っていう孫に好かれてるわけだからね。
毎巻毎巻読むたびにいい話だなあって感動させられるんだけど5巻も凄くいい話。
胸がキュッとする切ない気持ちにもなるけど優しい物語で大好きです。
6巻も楽しみです。

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