2013年9月3日火曜日

銀砂糖師と黒の妖精

幸村アルト先生が漫画化を手がける花とゆめコミックスの『銀砂糖師と黒の妖精』1巻を読んだ。
これはシュガーアップル・フェアリーテイルという角川ビーンズ文庫から出ているシリーズが原作です。
原作は知らなかったんですが、幸村アルト先生の絵柄が好きなので買ってみました。
これがとても面白い!
タイトルにあるように妖精が出てくるようなファンタジーな物語です。
母親と2人で旅暮らしをしていた15歳の少女アンが、銀砂糖師である母親を亡くしたことをきっかけに、その母親と同じ銀砂糖師を目指そうとする物語です。
うん、これはかなり大雑把なあらすじです。
そしてタイトルにもある黒の妖精であるシャルと出会うのですが、この彼がまたとんでもない美形でとんでもなく口が悪いのです。
素直で前向きなアンとシャルのやりとりがおかしくて楽しいのです。
アンとシャルの心の揺れ動きが上手く描かれ、とても続きが読みたい!という作品です。
というか続きが気になって原作の小説にも手を出してしまいました。
とりあえず原作1巻目を読み終えたのですが、まとまりのあるとても良い内容でした。
読みやすく、起承転結もしっかりしており、読む側をぐいぐい引っ張ってくれる小説です。
これは当たりだなと思ってしまうほどです。

漫画の1話目は花とゆめonlineで試し読みできるので気になる方は目を通してもらいたいです。
漫画版の続きを楽しみにしつつ、原作の小説も読んでいきたいと思います。

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