2011年12月11日日曜日

劇場版仮面ライダーMEGAMAX観てきた

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX


今回の映画は構成が面白く、とても楽しめる内容でした。
周りの評判もかなり良く、とても良いライダー映画になってると思います。
以下映画の感想になるのでネタバレになります。



映画は5章仕立てとなっており、7人ライダー編、オーズ編、W編、フォーゼ編、MOVIE大戦編となっております。
7人ライダー編は1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガーの7人が活躍してファンにはたまらない内容となっています。
現在のCG技術などで新たに再現したそれぞれのライダーの必殺技も見所です。

オーズ編はプロトバースとバースのWバースが熱いです。
伊達さんと後藤さんが熱く活躍するのも個人的には嬉しいです。
そしてアンクが復活します。
このアンク復活と別れの経緯がすごく良い話なのがすごくキュンとしました!
映司が語る明日のパンツの話も胸に響く良い話です。
未来からきた脅威的なライダー、ポセイドンに立ち向かうオーズの様々なコンボも楽しかったです。
ポセイドンが生まれた経緯に鴻上会長が関わってるのが笑えます。
電王が生み出した様々な時代への架け橋というのは電王がいなくても便利なものですね。
そして新たなライダー、アクアも登場します。
水の力による1号というイメージで生まれたライダーだそうで、ベルトの回転が1号を彷彿とさせます。
アクアの水上バイクを使った動きはとても格好よく見入ってしまうほどです。
あんな動きが水上バイクでできるなんて信じられないくらいです。
今回は里中ちゃんもノリノリでバトルしてて美しいやらカッコいいやらで色んな意味で興奮ものです。
知世子さんも楽観的でありながら達観しており、その発言からも頼りになり帰ってくる場所でもあるなと再確認させれれます。
個人的に一つ気になったのは比奈ちゃんが最初の所で戦わずに諦めかけた所です。
比奈ちゃんに戦うという意志が無いというのはわかりますが、では何のための力持ち設定なんでしょうか?
オーズ本編でも感じていましたが、普通の女の子扱いする必要があるならどうして力持ちという設定にしたんでしょうか?
力を持っていながら危機の時さえそれを使えないというのは、比奈ちゃんの人間性も含めて残念に思えてしまいます。
それ以外はみんなの会話、テンポ、バトル全て最高でした。

W編は翔太郎がジョーカーに変身したのに驚きました。
まさか一番初めにジョーカーとは。
個人的にWではジョーカーが特に好きなので、悲鳴をあげかけるくらい嬉しかったです。
パンチとキックの両方の必殺技が「これぞライダー!」という感じがしていいです。
翔太郎とフィリップの関係性も相変わらずなのも良かったです。

フォーゼ編はなでしこが登場する弦太朗の恋のお話です。
空から美少女が降ってくるなんてあまりにもお約束すぎて笑みがこぼれました。
栄光の7人ライダーの衣装が手作り感溢れてとても良いですよ。
仮面ライダー部の絆も描かれており、弦太朗の代わりに仮面ライダー部の面々が立ち向かうシーンは胸が震えます。
フォーゼとなでしこの背中の噴射を利用したアクションが映画だと本編より更に面白く描かれています。
間抜けなようで様々な状況に対応していくアクションがフォーゼらしさを感じさせます。
なでしこの最初の変身を見た時、その正体になんとなく気づき、「なるほどそうきたか!」と思わず心の中で唸りました。
恋に落ちた美少女が実は・・・という展開で弦太朗が凹んだり頑張ったり、弦太朗らしさが出たと共に新たな一面の発見にもなってとても面白いです。
それになでしこの設定はゲームやアニメの方ではよく見るような設定ですし、なんかニヤリとしてしまいますよね。
個人的にはなでしこの設定は好きです。
財団Xは天ノ川学園にも関わっており、電王の時代転移同様、便利な組織ですね。

そしてフォーゼ、オーズ、Wが集合するMOVIE大戦編です。
翔太郎と弦太朗のやり取りが微笑ましいですね。
先輩と呼ばれてまんざらでもないフィリップも可愛いです。
Wはここでサイクロンジョーカーやヒートメタル、ルナトリガー、そしてサイクロンジョーカーエクストリームが活躍します。
フォーゼ、オーズ、Wがそれぞれの主題歌に合わせてその戦いを見せるというのは大変面白かったです。
フォーゼのライダーきりもみクラッシャーは見た目がカッコよくて好きです。
オーズのスーパータトバコンボのバックミュージックは最早何と言ってるのかわからないレベルで笑ってしまいました。
超銀河王との戦いはCGも使用しており、ダイナミックな動きと広い空間を演出していて、迫力が出て戦いの醍醐味を感じました。

今回は監督が坂本監督ということもあって、生身でのアクションが多く、映司やアンクそれに弦太朗がいつもは見せない変身前のアクションをたくさんしているのも面白い所です。
坂本監督が作ると全体的に優しさというか温かさを感じますね。
そこもとても好きです。
それぞれのキャラクター同士の会話、バトル、CG技術など、様々な面白い要素が絡みあい、それが上手くまとまっている素晴らしい映画に仕上がっていました。
期待以上の映画でとても満足しました。
パンフレットはキャストのインタビューが特に読み応えがあり、買っておくことをオススメしますよ!

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