2011年11月20日日曜日

劇場版UN-GO観てきた

UN-GO episode:0 因果論

因果論が劇場公開されたので見てきた。
以下感想につき、ネタバレになります。



因果と新十郎が出会う、ストーリーで言うところの第0話であるので、毎週アニメを見ている自分としては非常に楽しみであった。
これがとてもよくできていて満足した。
それぞれのキャラクターたちの初めての出会いでなんだか余所余所しい感じが新鮮であったし、物語としてこれまでのアニメのストーリーを前だけでなく後ろも補完している良い出来だった。
大して昔の話でないはずなのに、泉ちゃんがすごく可愛い。
新十郎に対して優しいと言うか、少女さが残ってると言うか。
アニメでは嫌味なオバサン感が押し出されているから、因果論における泉ちゃんの可愛さにかなり驚いた。
速水に関してはアニメ同様お間抜けだなぁと微笑ましく見ていたら、最後の方でおいしいところ持っていってコイツやりおる・・・となりました。
まぁあれは犯人が墓穴を掘っただけで、速水のお手柄でもなんでもないんだけどね。
「新十郎」という名前が最後の方しか呼ばれないのは良い演出だと思った。

個人的に好きなシーンは新十郎が屋上から飛び降りて、ガラス張りのビルの斜面を下るスタイリッシュアクションみたいな部分ですね。
カッコよくて、尚且つ笑えますね。
倉田由子が「お前には決めさせない」と言うシーンも好きですね。
あそこに人間としての尊厳というか気高さ、意地などがこめられて面白いと思います。
そしてあの展開があるからこそ、やられそうになった新十郎の因果への命令に繋がるわけですから上手くできています。
倉田由子の本音が漠然としてわからないまま終わったのも好きなところです。
今回のお話でハッキリした部分とぼやかして終わらせた部分が明暗を分けていて、このバランス取りが素晴らしいなぁと。

別天王の存在と能力がわかり、アニメのこれからが楽しみになった。
あの小説家は別天王の力をどう使うのだろうか。

因果との出会いや新十郎の過去がわかり、始まりの話でありこれからの話でもあるので、毎週UN-GO見てる人にはぜひ観て欲しい内容でした。
オススメです!

0 件のコメント:

コメントを投稿