2015年9月27日日曜日

年下の男の子

マーガレットコミックスの『年下の男の子』1巻(著:ひろちひろ)を買った。
帯の後ろに「可愛くってちょっとワガママな年下男子に翻弄されちゃう♥」と書いてあるんだけど、そういう年下物ってありきたりだなと思ったものの、絵柄が好みだったので購入。
ありきたりだなと思った自分が馬鹿だなあと思うくらい面白い作品でした。
むしろ年下物というよくあるジャンルでこれだけ魅力的に描けるのは素晴らしい。
これがデビュー1年未満の新人の作品であるというのだから驚きだ。
まずあらすじを紹介。

5人姉弟の長女・美幌は通学路で1歳下の宮尾君を助ける。
以来、彼に懐かれるように。
慕ってくれる彼が可愛い!
と思っていたんだけど、宮尾君に「年下だけど弟じゃないから」と言われて!?
(裏表紙より抜粋)

ヒロインである美幌は4人も弟がいてその面倒を見たりお弁当を作ったりで大変。
しかも姉といっても年上の圧力で支配するタイプではなく、あたふたするとても優しいタイプ。
対してお相手である宮尾君は人懐っこくてすぐに誰とでも仲良くなれちゃう可愛い年下タイプ。
弟みたいに可愛がっていたら、押しが強い男の子な部分もあって美幌はタジタジに。
優しくて可愛い美幌と可愛くてちょっぴりやんちゃな宮尾君の対比が良い。
美幌にも宮尾君にも好感が持てるのがこの作品にのめり込める理由の一つだと思う。
宮尾君は押しが強くて美幌はタジタジなんだけど、宮尾君は宮尾君なりの考えというか不器用な部分があって、そこですれ違いがあるんだけどそこの美幌の可愛さと宮尾君の決意が最高。
すごく続きが気になり、とても応援したくなる作品です。
沢山の人にオススメしたいなと思う良作です。

笑顔が魅力的な美幌

人懐っこく積極的な宮尾君

宮尾君にタジタジな美幌

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