2012年11月18日日曜日

エヴァQ観てきた

ヱヴァンゲリオン 新劇場版:Q

Q観てきましたー。
劇場に着いた時にあったパンフレットは帰りに買おうと思ったら売り切れていてショックでした。
早く買わなかった自分が憎い。
以下感想につきネタバレを含む内容になります。



完全に理解できているわけではないので、独自解釈を含む内容があります。
それなので内容把握に勘違いがあるかも知れません。

今回は冬月以外の大人の株がだだ下がりで、チルドレンたちは現状維持か株が上がった感じの内容でしたね。
特にアスカとマリに関しては、前回の破で個人的にモヤモヤしていた「なぜアスカは救わなかったのか?」という事について言及していたので安心しました。
アスカはシンジにキツくあたってたけど、前回あんな目にあってるわけでシンジに対しての説明責任はまるで無いわけで、それなのに最後は手をつないで歩くという光景だったのでアスカが好きになりましたね。
マリは冬月がシンジに渡した写真に似たような人が写ってたし、ゲンドウをゲンドウくんと呼んでいたり、気になる部分がたくさん出てきましたね。
ゲンドウや冬月の次くらい真実に近い立ち位置にいるような言動でしたね。
マリは最後にシンジを突き放したのは回収が難しいのもあったんでしょうが、言葉そのままアスカを助けてこいと世界の惨状を見てこいって意味なんでしょうね。
シンジは常に何らかの保護下にあって、拘束を受けているものの保護された環境下にいたので自由な立場で見てこいというのは、無責任なようでとても意味のある行動をしたと思います。
テキトーなようで色々画策していそうなマリは今回の行動でさらに好感度が上がりましたね。
今回の話での大人たちはみんな酷かったですね。
説明責任をまるで果たしていない。
それなのにシンジに対しては厳しい態度をとる。
エヴァに乗れ乗れ言われてたのに、帰ってきたら乗るなと言われ、知らない人には恨みがましい目つきで見られる。
シンジくんでなくても頭がおかしくなると言うものです。
これでキレるなという方が無理があるよなぁという展開でしたね。
冬月は自分なりの説明責任を果たしてくれたから良かったのですが、それ以外はほとんどをカヲルくんが説明することに。
シンジへの説明責任があるはずの大人は黙したまま。
1から10まで全部話す責任があるとは思いませんが、いくらなんでも喋らなさすぎです。
それでシンジが自分で考えて(ほとんどカヲルくんに流されるがままですが)行動を起こせば何をやってんだと怒られる。
説明受けてないんだから勝手に動いちゃうでしょ、それが駄目とかどういうことなのと。
そりゃ結果的に最悪なことになるわけですが、だって何も聞かされてないんですよ?
流石にシンジくんを批判する気にはなれません。
これはテイルズ・オブ・ジ・アビスのルークの時に感じたのと同じ気持ちですね。
暗中模索で奮闘する未熟な子供を、いくら最悪な結果になったとして、それをどうして頭ごなしに怒れるのか?ということです。
今回大人には憤りしか感じませんでした。

チルドレンが歳をとらない理由はなんでなんですかね?
チルドレンだからということでしたが、具体的にどうしてなのかよくわからないですよね。

カヲルくんは今回もシンジを導き、精神的な支えとなり、結果シンジが絶望する形で死を遂げてしまう。
ただTV版と違って、間接的には関わってますが直接シンジが判断して手を下したわけではないんですよね。
まぁ、結局救えなかったことと唯一自分を理解してくれたカヲルくんの死によってシンジは深い絶望の淵に落ちるわけですが。
カヲルくんは今回もカッコよかったのですが、神秘性で言えばTV版の方がありましたよね。
正体知らないで見てる前提があったかもしれないのですが。
カヲルくんは最後の言葉のように、また会えるのでしょうか?
死といえば今回の話では生存者と死亡者のラインがあやふやなわけで、死んでるのか生きてるのかわからないキャラクターがいっぱいいますね。
そこも次回以降気になる所。
これあと何作で終わるんですかね?

予告の2号機と8号機の合体した仮面ライダーWのような半分こ怪人状態にワクワクしました。
あれは一人乗りでしょうか?それとも二人乗りなんでしょうか?
予告だと気持ち悪いくらいヌルヌルと動きのあるアクションをしていましたね。

今回のQで気になった点が作画です。
序や破と比べると、なんだかヱヴァンゲリオンぽくない。
具体的に言うとグレンラガンっぽい。
新劇場版なんだから当たり前ですが、それにしてもエヴァ色が薄くなっている作画だった。
特にキャラクターの顔がアップになった時にそれが顕著に表れていた。
あとお話の面白さで言えば破には及ばない内容でした。
次へと続く話であるので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

長々となりましたが、言いたいことの半分もまとめられた気がしません。
ほとんどキャラクターについて言及しているのは、個人的な重要度がストーリーや世界観よりキャラクターにあるからです。
パンフ買うついでに理解深めるためにもう一度観てみようかなと思います。
でも巨神兵の映画はとても理解できなさそうです。

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